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72points

7月の終わりに受けたTOEFLは残念な結果となった。大学1年生の時に受けたTOEFLスコアは450点。当時奨学金を貰った友人のスコアが510点だった。今回の私のスコアは72point、旧式TOEFLに換算すると525点と、当時よりははるかに上のスコアを取ることができたのだが、それでもFITの要求は80points(550点)。前回わけもわからぬまま受けたTOEFLよりは、何ができて、何ができなかったかを把握することができたのだが、それでも良くできたと思ったWritingも20points。満点には10pointsも足りない。そして想像通り、Hunterではまったくと言っていいほど勉強する機会に恵まれなかったSpeakingとListeningは前回よりスコアが下がってしまった。

これで来年1月の入学はほぼ不可能となった。書類の締め切り日は10/1なのだが、とにかくTOEFLの席に空きが無く、なんとか取れた次の受験日は9/23だが、結果が出るまでに3週間かかってしまう。駄目もとで受けてはみるが、私のメジャーは1番人気のメジャーで、10/1の時点で書類が揃っていない人は選考対象外になってしまう。遅れて書類が揃った時にはもう私の入れるスペースは無いだろう。この、「席に空きが無い」、「TOEFLを受けるまでに2ヶ月も3ヶ月もかかってしまう」という問題は、新しいInternet-Based TOEFLの欠点だといわれているが、それでもアメリカは全てがこのIBTになってしまっている。その辺を大学側が考慮してくれる余地もあるのだが、1番人気メジャーの応募者は、当然のように550点相当の結果を出していることだろう。

今回の結果によって、年齢的な焦りと、金銭的不安から、精神的に落ち着かない日々が続いた。しかしあがいたところで結果は変わらないし、それでも時間だけはあっという間に過ぎていく。このBlogでも、ずっとNYに来てからの勉強の日々を綴っているわけなのだが、本当に、思うようには英語が身に付かず、自分でも想像していた以上に最後のハードルがかなり高く、そしてここまでくると、この先もこの英語力はずっと変わらないのではないか、という気さえする。そして新しいことを覚えれば覚えるほど、以前勉強したことを忘れてしまうのだ。Speakingにおいても質の高いそれを要求されているということもあるのかもしれないが、とにかく自分でも悔しいほどに喋れない。質問が「電車と飛行機、あなたはどちらで旅行するのが好きですか?」という、日本語にしなくとも英語でもとても簡単な質問だったりするのだが、それでも「飛行機が好き」で「力強くサポートできる2つの理由」、「15秒で考え」、「45秒で話す」となると、自分の語学力の弱さ、そして想像力の欠如を痛感する。要は、なんだっていいのだ。忠実に自分の思いをそこで話す必要は無く、私が「飛行機」だと思っても「電車」の方がサポートアイデアが簡単尚且つ説得力のあるものならば、「電車」について語ればよい。しかしお題を出され、15秒でそのアイデアをまとめるという所でまずつまづいてしまう。練習あるのみだ、と言うが、同じ問題が本番でも出題されるわけではない。それでも練習に練習、勉強に勉強を重ねれば、この無理難題もクリアできるようになるのであろうか。そして一方で、こんな簡単なお題に答えられない自分に愕然とするのである。
by inBrooklyn | 2006-08-22 13:47 | study
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