NYで過ごす2年目のHalloween。Halloweenの歴史ははるか昔紀元前4年のアイルランドに住むケルト人の収穫感謝祭までさかのぼる。10月31日は死者の精霊達が現世に現れる日とされ、次の年(11月1日が新年とされていた)に彼らが宿る生きた人を探し求めにやってくると信じられていたため、人々は仮面を被ったり、火を灯して精霊達から身を守っていたという。アメリカにHalloweenが渡ってきたのは19世紀で、アメリカ大陸発見と共に盛んになったアイルランドからの移民によってこの文化が取り入れられた。当時は蕪を使ったJack-o-lantanが主流であったが、かぼちゃの方が扱いやすいとの理由で今日ではかぼちゃが主流となっている。
今年の仮装はbunnyだった。アルバイト先ではいつもHalloween近くの週末に仮装をすることになっているので、28日の土曜日に一足先に大人のHalloween。NYではアメリカ一大きなHalloween Paradeもあって、多くの人がとてもこの日を楽しんでいる。私はこのアルバイトのおかげで去年も今年もHalloweenの仮装に参加させて頂くことができて、とても満足している。しかも私は兎年。そして彼にはいつも"Mai"ではなく、"bunny"と呼ばれているので、正に今年ははまり役ということで。 今日、当日Halloweenは子供達が主役。私は学校が終わってから髪の毛を切ってもらいにアルバイト先に向かったのだが、19時を過ぎた時点で子供達に上げるお菓子がもう無くなってしまっていたほどの"trick or treat"盛況ぶり。「もう無くなっちゃったよ、ごめんね」と説明するスタッフに、ガキ等は中指を立ててきたり、「あいつゲイだよ」と投げ台詞をして帰ったり、"go to the hell(地獄に落ちろ)"のジェスチャーをしたりと、なんとも憎たらしいアメリカのガキども。行く末が恐ろしい。 Halloweenには他にも「夏の終わり」という意味がある。その名の通り、29日の日曜日にはsummer timeが終わり、時計を1時間巻き戻して、winter timeに突入した。いよいよ、11月。冬へ向かってまっしぐらに駆け出すNY。
by inBrooklyn
| 2006-11-01 14:35
| New York
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