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Be Patient 2

彼がとうとうCity Hallに結婚の手続きに行った。私たちは今月、何度もこのことについて話し合った。結局今ではGreen Cardが6ヶ月で取得できるようになっているらしいので、彼の結論としては「半年待っていて欲しい」ということだった。私は私でこのどうにもできない彼の状況を理解するよう努めたが、待つ・待たない以前の問題で、彼にとって自分の存在が1番になれないのなら終了にしようという結論に達した。私は昨日、1日中アルバイトをしていたのだが、今頃City Hallに行っているのだと考えただけで、いくら偽造結婚相手とは言え、もうそれは苦しいだけで駄目だった。今後もそういう日が何度かあるのだと想像しただけで、もう無理だと思った。

一昨日、彼は自分はNYに来て、以前とは比べ物にならないくらいお金を稼げるようになって裕福になったが、その代わりに家族と母国を失った。そしてこれからGreen Cardを取得することでアメリカでの安定した生活が手に入れられるのだろうが、今度は私のことを失ってしまうのかもしれない、と言った。私は泣いた。彼を抱きしめて、私のことはともかく、家族と母国は失っていない、と言った。あなたのしていることは必ず報われるから大丈夫だ、心配するなと。まるで映画のよう。

彼はGreen Cardが取れたら結婚しようと言った。私は、自分が1番可愛い。私は、無理だ。待てない。私は自分をつらい状況に追い込むことは、もう2度としたくない。胸の奥がキーンと傷むのならば、それは苦しい以外の何者でもない。そんな風にして半年を過ごしたくない。結局私は彼のすることを理解できなかったのかもしれない。

そんなこんなで、2006年の締めくくりは最悪なものとなってしまった。恐るべし「前厄」。私にとって「別れる」と言うことは全てが終了するということで、別れた後は連絡は全く取り合いたくないし、相手の状況も今後は知りたくない、知る必要が無い。でも、このNYという場所が、私をとても不安にさせる。なぜなら、彼はただの彼氏ではなく、本当に全ての意味でここでの私の生活を支えて、安全で、心地良い物としていてくれていたから。そして私自身も努力してそういうものを1年かけて築き上げてきた。それが全てゼロとなり、また、1からやり直しだ。こんなことを何度繰り返していくのだろうか。

さて、どうなる2007年。
by inBrooklyn | 2006-12-30 19:56 | love
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