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New York

携帯の契約更新案内が送られてきた。さすがに2年使い続けた携帯はもういかれ始めていたので、金曜日にapple社からi-phoneが発売になったけれど、私にとっての携帯とはただ単に唯一の連絡手段という物に過ぎないのでi-phoneに$400かけることもなく、いちばん安いもので機種変した。ここでの携帯の契約は大体が2年契約。あと2年はアメリカにいるだろうと、何も迷うことなく2年契約で更新。NYに来ていちばん最初の買い物が携帯だった。とにかく携帯を持たないと始まらない、ということで友人に携帯shopに連れて行ってもらって全ての手続きを彼女にやってもらった、あれももう2年前のことになる。

私にとってこの2年というものは、とても一言では言い尽くせない、とても貴重で深みのある2年だった。色んなことを経験、体感、実感し続けて、一体私は人として、どのくらい成長したのだろうか。成長ではなく、変換と言えるのかもしれない。今ではさすがに立派なニューヨーカーになってきたという実感もあるが、それでも未だにNYにいるのだということが信じられない、この状況を与えてくれていることに対してありがたい気持ちと奮起する気持ちでいっぱいなのである。

私はNYが好きだ。ファッション、アート、音楽、街の勢い、主要都市、と一般的に言われるNYの魅力は沢山あるが、2年が経つ今、私はNYの何が好きかというと、そういうものではなく、他人に関して「無関心」なことだ。色んな人種がこのNYという小さい街で共存していて、その数はあまりに多く、そしてこの街の流れの早さで、他人になど感心している暇は無い。単純に、洋服も、何を着てもいい。NYというと、Fashion district、おしゃれ、流行の最先端、というイメージもあるが、それはごく一部の事を指しているだけで、実際New Yorkerがお洒落かと言うと、そんなことは全く無い。ただ自由なのである。日本の雑誌では、New Yorkerなどと言って街行く人のお洒落スナップなんかが載っているが、そんな人もごく僅かだし、まあ大体がツテでお洒落にしてきてもらって撮影しているというのが実態だ。だからNew Yorkが最先端、ということは無いと思う。最近では多くの人がNew Yorkはもう終わっている、というような発言をしているのをよく耳にするが、終わっているも何も、もともと、そんな感じだったのではないかと思う。それでもFashion districtに限らず、多くのhead officeがこの街にあるから、chanceは沢山転がっている。仕事も沢山ある。だからNew Yorkが眠るということは無い。人々は可能性を求めて、この街でsurvivalしにくるのだ。これだけの人種が共存している街は、他に見ない。そして個人が個人で好きなものに没頭している。「流行」が無いので自分の好きなことだけを追及している人が多い。何をしていても構わない。そしてそこはさすがNYということで、好きなことに没頭できる環境はあちこちにある。クラブに行っても、その音楽が流行っているから来ている、ということではない。純粋にその音楽を大好きな人たちが集まるので、普通に60歳くらいの人も踊りに来て、大好きな曲で踊っている。クラブでさえ、若者に限定された場所ではない。そしてそこに60歳の人がいても、誰も気にしない。私は、この街の、そういう自由で他人に無関心な辺りがとても大好きなのである。何をしていても、誰に突っ込まれることも無い。whatever, な街なのである。
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by inBrooklyn | 2007-07-04 12:16 | New York
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