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Do your work, please.

①タクシーの乗車拒否は、例えば行き先がBrooklynってことだけでもドライバーは堂々とする。たまにBrooklynまで行ってくれる優しいドライバーがいたと思いきや、「道わかんないから、あんたナビしてくれるんでしょ?」と。仕事ってもんの基本、わかってんのか?Brooklynに行きたくない理由は、行ったところで帰りの客をつかまえることが難しいから。それでも私は自分の住んでいる地域をちょっとごまかしたりして、Manhattanからすぐだよ、とか言ってなんとかキャブをつかまえる。大体、「なんだよ、ちょっと遠すぎなんだけど?」とかブツブツ言い始めるけど、かと言ってドライバーも今どこら辺を走っているのかはわかっていないから、ちょっと賢い方が勝ちとでもいうか。ま、基本文句が多いドライバーにはチップは一切払わないことにしている。道も知らないくせに、態度がでかすぎ。

②昨日2回目の返品交換に来た彼女は語り続ける。「友達のギフトで買ったんだけど、最初のはチェーンが短かったの。それで色違いのチェーンの長いのを買ったら今度は珊瑚の部分が気に入らないみたいで。だから今度は私が自分の物にすればもう交換しなくて済むから」。5回以上はこのストーリーを聞いた。「とにかく私たちのreturn policyはwithin 10 business dayなんで。購入された日から10日以内であって、返品交換した日からと言うことでも無いし、それ以前に基本、no-return policyなんで。その為にreturn policy渡してるんで」と言うと、マネージャーを呼べ・オーナーを呼べプラス同じ話をしだす。彼女はreturn policyのことは理解しているが、自分のことは例外扱いしてくれという。ふん・・・。何をもってあなたを特別例外扱いに???こういう時はカチンと切れずに笑顔で「できません」の一点張り。彼女の興奮度はマックスに達していくけれど、そんな理不尽でちょっとおつむの弱い自己中なアメリカ人を見るのにもいいかげん慣れてきた。こんな時は、うちの店には2度と来て頂かなくて結構です、と言ってしまってもいいくらいだそう。

お客様は神様です、じゃないけれど、長い間そんな風に接客業をしてきた私にとってアメリカのそれは、客の立場であっても店員の立場であっても、神様とか言ってる場合じゃない非常識な人たちが多くて、そしてこんな風にして日本人はどんどんこの地で強く鍛えられていくのかもしれない。っていうか良いサービスを提供すればtipも自動的にはずんでお財布もホクホクだってのに、やっぱ頭弱いな。
by inBrooklyn | 2007-10-02 08:14 | New York
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