カテゴリ:New York( 32 )

The end of the summer

f0080357_14255442.jpgNYで過ごす2年目のHalloween。Halloweenの歴史ははるか昔紀元前4年のアイルランドに住むケルト人の収穫感謝祭までさかのぼる。10月31日は死者の精霊達が現世に現れる日とされ、次の年(11月1日が新年とされていた)に彼らが宿る生きた人を探し求めにやってくると信じられていたため、人々は仮面を被ったり、火を灯して精霊達から身を守っていたという。アメリカにHalloweenが渡ってきたのは19世紀で、アメリカ大陸発見と共に盛んになったアイルランドからの移民によってこの文化が取り入れられた。当時は蕪を使ったJack-o-lantanが主流であったが、かぼちゃの方が扱いやすいとの理由で今日ではかぼちゃが主流となっている。

今年の仮装はbunnyだった。アルバイト先ではいつもHalloween近くの週末に仮装をすることになっているので、28日の土曜日に一足先に大人のHalloween。NYではアメリカ一大きなHalloween Paradeもあって、多くの人がとてもこの日を楽しんでいる。私はこのアルバイトのおかげで去年も今年もHalloweenの仮装に参加させて頂くことができて、とても満足している。しかも私は兎年。そして彼にはいつも"Mai"ではなく、"bunny"と呼ばれているので、正に今年ははまり役ということで。

今日、当日Halloweenは子供達が主役。私は学校が終わってから髪の毛を切ってもらいにアルバイト先に向かったのだが、19時を過ぎた時点で子供達に上げるお菓子がもう無くなってしまっていたほどの"trick or treat"盛況ぶり。「もう無くなっちゃったよ、ごめんね」と説明するスタッフに、ガキ等は中指を立ててきたり、「あいつゲイだよ」と投げ台詞をして帰ったり、"go to the hell(地獄に落ちろ)"のジェスチャーをしたりと、なんとも憎たらしいアメリカのガキども。行く末が恐ろしい。

Halloweenには他にも「夏の終わり」という意味がある。その名の通り、29日の日曜日にはsummer timeが終わり、時計を1時間巻き戻して、winter timeに突入した。いよいよ、11月。冬へ向かってまっしぐらに駆け出すNY。
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by inBrooklyn | 2006-11-01 14:35 | New York

Visitors

NY恒例のFashion Weekで、DIESELスタッフと久々の再会をした。今回は在職中にかなりお世話になっていた上司も来て、2日間、彼らと共にNYを過ごした。私はどちらかといえば複雑な心境のまま会社を辞めたので、辞めた当初はしばらくは関わりあいたくない、というような感情があったのだが、あれからもうすぐで2年近くが経とうとしており、今回彼らと再会したことによって、全てがもう過去のいい思い出になっているのだということを認識した。それは逆に言えば、今の私に自信が持てるということなのかもしれない。私は在職中、誇りを持って仕事をしていたし、仕事がとても好きだった。それだけに辞めるという結論に至るまでにはかなり悩んだし、どうにか自分が会社の中で変わっていけないだろうかと、日々模索した。辞める=次の道は辞めたことを後悔しない選択を、という気持ちからNY行きを決めたのだが、あの時の選択は間違っていなかったのだということを確信できた。まあ、そうは言っても私が本当に苦手だったのは社長だけだったので、今回は社長不在での訪問ということで、気を使う必要も無く、普通に楽しい時間を過ごさせてもらった。

私がDIESELに入った当初は東京の販売員だけでも20人いるかいないか、という小さな会社だったのに、今ではTOTALで600人近いスタッフがいるらしい。しかし私が在職していた頃と何ら代わり映えのない会話が交わされていて、何年経とうが、スタッフが抱える悩みや愚痴は同じなのだ。そんなものか・・・。私の白髪も、思えばあの時代の勲章(?)。懐かしい思い出。
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by inBrooklyn | 2006-09-16 13:35 | New York

Finding A Niche

今年は、とても短い夏だった。最近のNYは肌寒く、街ではもうジャケットやニット、ブーツを履いている人もいる。残暑が残るIndian Summerという時期があるはずなのだが、このままいくと本当に秋に突入してしまいそうな勢い。振り返ると、結局Beachもプールも1回だけ。BBQもやっていないし、完全に不完全燃焼。日本にいた頃は休みの度にプールや海に繰り出していて、それが「夏」という感じだったので、なんとも寂しいが、それでも8月は終わってしまった。

NY在住10年の知人が最近日本に一時帰国したのをきっかけに、彼はNYを離れ日本へ本帰国することを決断した。彼はちょっとした有名な音楽プロデューサーなのだが、NYではもうすることが無いというようなことを言っていた。日本の方がポテンシャルがあるらしい。彼の意味するところは、彼がNYで学び・身に付けた術を日本に落とし込んでいきたいという事なのだと思うのだが。

f0080357_13532110.jpgもしかしたらNYという場所は、永遠に在住する人なんて、数えるくらいしかいないのではないか、と思う。ここはアメリカと言うには程遠い街で、本場のアメリカの何かを知りたければ今すぐにでも別の場所へ行けとみんなが口を揃えていう。流動的で、人も、街も、全ての回転が速い。腰を据えて何かをするには、ペースが速すぎる。周りの友人たちも、一生NYで暮らすと答える人は少ない。母国に帰らなくとも、生活が落ち着いたら、やはり別の州に引越ししたい、家を買うでも、別の場所での購入を考えている人が圧倒的に多い。もしくは必ず母国に帰るという答えも多い。私自身も、やはり一生NYにいるとは思えない。日本人としては、とても暮らしやすい街ではあるが、暮らしの環境としては、NYはとにかく汚いし、空気は悪いしであまり良い事が無い。もちろんバリバリ仕事をしていくには最適だろうし、チャンスも多くあるだろう。そしてやはりNYで何不自由無く生活できる、というレベルには達したい。もちろん、それは語学力のことなのだが。そんなことを考えていたら、ふと、私はこの先、どこへ向かっていくのだろうと思った。ここNYでの今の生活は、私の人生の何十分の1にしか過ぎない時間なのかもしれない。
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by inBrooklyn | 2006-09-01 14:01 | New York

Public Pool

火曜・水曜で終わると思った100°越えが今日も続き、朝起きると冷蔵庫がいかれていた。日曜日に大量にスーパーで買い物をしたばかりだったので、食料が大打撃を受ける。NYではアパートを借りる時には基本的に冷蔵庫が付属品として付いているので、日本のように冷蔵庫を買う必要が無い。冷蔵庫も込みの家賃が発生しているので、この分は大家に請求できる。

f0080357_918263.jpg8月に入った途端に猛暑の日々が続き、昨日はさすがに暑すぎたので、勉強をサボって市民プールに行った。East River沿いにあるAstoria ParkはQueensにあり、Manhattanからは地下鉄で20分程。ここはNYにも数多くあるPublic Parkのなかでも特に大きな公園の1つで、プールも大きく、使用料金も無料。加えて夏休みということもあって、プールには一体何種類の人種がいるのだろうか、というくらいの混み様で、開園から1時間ほどであっという間に汚染だらけのプール水となっていた。特に黒人のエクステンションが束で取れてしまったものがあちこちに浮遊しており、身体に他人の毛が絡まってくる。プールをあきらめて日焼けしようにも地面は熱でヒートアップしており、結局噴水のコーナーで水浴びをして終わった。それでも充分身体は生き返り、帰りは日本らしく、ラーメンと餃子を食べた。

今回はPublicということもあって、本当に様々なルーツを持つ人たちと触れ合う機会に恵まれたのだが、特に黒人(多くはラティーノ・カリビアンと推測される)の母親たちの癇癪の酷さに、ただただ呆然とする私であった。子供に向かっても普通にbad wordsを使い、その声量も半端じゃない。それに慣れてしまっている子供たちも、特に泣きだすというわけでもなく、平然と聞いている。入り口が狭く、みんなが押し合い圧し合いしていると"Let me get in first!Animals!"と叫ぶ母親。訳すと、「このメス豚どもが!あたしが先なのよ!」といった具合だろうか(もちろんそう叫ぶお母ちゃん、あなたのその巨体こそが紛れも無いメス豚そのものです)。あああ・・・。こういう光景は、街中でも見かけることがある。しかし、昨日のプールは70%位の割合で黒人で、次から次へとそんな癇癪の塊たちが叫びだし、なんともうるさく、騒々しいプールであった。イントネーションが少し違うので(私は彼らのそれがとても好きなのだが、練習してもなかなか彼らのようにはならない)、bad wordsを言うと外見にも増して更に迫力が出る。更衣室にいたっては、女囚人刑務所の例えが1番ふさわしいであろう。彼らの子供たちは、カラフルな水着がとても似合うso sweetなkidsなのだが、何年後にかはあんなお母ちゃんたちになっていってしまうのであろうか?何故ゆえにああもすぐキレテしまうのか?彼らの中では、我慢という言葉は存在しないのであろう。
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by inBrooklyn | 2006-08-04 04:38 | New York

Over 100 degrees Fahrenheit

Oh my god!只今気温は、40℃近く。先日も華氏102°(摂氏38℃)の日があり、QueensのAstoriaという以前私が住んでいたエリアはBlack out(停電)した。復旧にも何日か掛かったというのに、今日明日の気温の上昇でまたもやBlack outの警告が出ている。NYは自然災害にとても弱い。豪雨があると、地下が浸水するし、気温が上がれば電力がはじける。浸水や電力不足では交通機関も麻痺し、それに加えて最近では落雷に当たって命を落とす人まで続出している。この暑さは異常気象なのか、去年の冬も暖冬であったし、最近では今までの常識が覆される自然現象が多発している。私の家は半地下なので幸か不幸かこれだけ外の気温が上がっていても、冷房いらずの扇風機のみ。
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by inBrooklyn | 2006-08-02 04:53 | New York

website

commune(アルバイト先)のwebsiteが動き始めた。私はここで6人のstaffと共に働いている。4人のstylist(美容師)。社長とマネージャーは川崎出身の幼馴染で、社長はNY在住10年目、マネージャーは7年目とベテランで、この2人のおかげで私のNY生活はかなり充実したものとなっている。あと2人のstylistは、1人はパリ在住4年・某有名hair stylistのアシスタントを経て1年前NYへ移住。彼女がアシスタントをしていたstylistはワールドクラスの方で、D&Gの広告や雑誌の表紙、彼の作品を挙げ出したらキリがない。そしてもう1人はロンドン在住4年でやはり1年前にmake upの勉強を兼ね、NYに移住。この2人とは、NYに来た時期や働き始めた時期も一緒ということで、特に親しくさせてもらっている。色んな意味でワールドワイドに活躍してきた美容師さん揃いなのだが、気取ったところはかけらも無く、それぞれが本当に良い美容師さん。2人のreceptionist。私と交互のシフトで働いている彼女はNY在住5年目の大学生。そしてお店の内装・アートワークを手がけるspace designer。彼は日本でH.P FRANCEIDEEなどでの経験を経てNYと東京での生活を繰り返し、今はNYに腰を据えている。

BrooklynのWilliamsburg、Bedfordという小さな町は、今ではNYの観光ガイドにも必ず載るまでになった。アーティストやmusicianが本当に多く住む町で、Manhattanとは一味違う、Brooklynらしい雰囲気の面白い場所。最近この町が地元のようになってきた私は、アルバイトが無い日でも、お気に入りのカフェに入り浸って勉強している。
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by inBrooklyn | 2006-07-31 22:47 | New York

4th of July

7月4日、アメリカはIndependence Day(独立記念日)。火曜日ということもあって、土曜日の週末から今日まで家族の元へ帰ったり、プチ・バケーションを取ったりしている人が大半のNY。学校もお店も殆どがお休み。私は11年前のこの日もNYにいた。大学のプログラムでWashington州はEllensburgという小さな街にある大学に団体留学しており、やはりこの独立記念日の辺りがプチ・バケーションで、3泊4日で初めてNYの地に降り立った。こうして11年後、同じ場所に自分がいるとは、誰が想像したであろうか。

今日はこれからItaly VS. Germanyの試合観戦に行き、夜には恒例の花火がある。今日のような80%以上の人が仕事を休んでいる日も、彼は仕事。アメリカの祝日行事には全く持って関心が無いようで、そういう意味ではせっかくアメリカにいるのに、アメリカ文化に触れることがとても少ない。仕事・仕事の日々で、稼ぐ為だけにアメリカに来ている彼と私とでは、お金と仕事に対する価値観が天と地ほど違う。「仕事が存在する以上は、働く」という彼の姿勢は尊敬に値する物であるが、私はほんの少しだけ、そこに「心と時間の余裕」を持って欲しいと思い、徐々に彼の価値観を洗脳中。今日も「どうしても花火が観たい」と言っていたら、早めに仕事を切り上げてくれるという。仕事以外にも、この世の中には価値あることが沢山あるのだから。
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by inBrooklyn | 2006-07-05 02:07 | New York

The Farewell Season

f0080357_1514454.jpg7月。最近のNYは30℃を越える日が続いており、焦げ付くようなジリジリの猛暑になってきた。今月は大事な友人が2人、母国への帰国予定が決まっている。この夏真っ盛りの気候に全く似合わない、別れの時期がやってくる。先週友人から更に帰国が早まったとの報告を受け、その事実があまりにも哀しく、寂しく、電話越しで涙した。時間をかけながら築き上げた友情にも、ここNYでは当然のように別れがあり、これから先は、彼らのいないNY。
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by inBrooklyn | 2006-07-04 15:18 | New York

Wonderful Days

31歳の誕生日は想像をはるかに超えた、それはそれは素敵な誕生日となった。ここNYCで出会った全ての人にお祝いしてもらったような気がする。そして日本人の暖かさにも感謝。もちろん、日本から多くのメールも頂いた。本当にみんな、どうもありがとう。本当に、31歳ともなると誕生日は「嬉しい」というより、「来てしまう」感のほうが強くて、「あ~あ」的なものが大きいのだが、アメリカということもあり、みんなでワイワイモードが誕生日!という感じなので、私も本当に楽しむことができて、嬉しい日々となった。こんなに多くの人に「おめでとう」と言ってもらったのは久しぶり、というよりあまり身に覚えが無い。日本と違って、アメリカではあまり携帯でメールをすることもないので、「声」としておめでとうを頂き、それはやはりメールの何倍も嬉しいものであるということにも今更ながら気付いた。

さて、ここで31歳を気に禁煙を、ということを彼に持ちかけられていたのだが、私が禁煙したら$500くれるという。私が吸ったらダブル返しということで。私はこの提案に"Yes"と言ったわけではないのだが、誕生日プレゼントは相当な金額の現ナマで、これには禁煙料が入っているのだろうと思われる。誕生日の次の日には朝タバコが無くなっており、なんとかこらえていたのだが、アルバイト先で我慢できずに購入。その後の電話で「タバコ吸った?」と聞かれ、思わず「まさか!」と答えてしまった。それから会っていないので、タバコと私は思いのまま共に時間を過ごしているのだが、さて、明日はどうしようか。禁煙とは想像以上にとても大変なことで、やはり15年以上もの習慣となっていたものをいきなり明日からプッツリとやめるということは、相当な覚悟と気合が要るわけで。
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by inBrooklyn | 2006-04-22 13:33 | New York

Spring is coming!

f0080357_1121330.jpgNYもやっと暖かくなってきた。上着1枚でも何とか大丈夫な日が続き、ようやく春がやってきたようだ。それにしても長い冬だった。3月になってもダウンや毛皮を着る日が続き、正直うんざりしていたところ。今週になってやっと最高気温が18℃以上になり、真っ青な青空と、そしてこの陽気で街自体も一気に活気付いたような感じがする。あちこちで人の声を聞く。ニューヨーカーは単純。気温が上がれば、声のトーンも大きくなり、先週までダウンを着ていた彼らは、一気にタンクトップへと移行する。

私なんかは、あの桜の木から香る春の匂いと、桜が風に舞散る風景を見なければ、何だか春が始まらない気がする。日本では八王子~新宿という京王線・長旅通勤の毎日だったので、毎年この時期になると、電車から見える桜並木の数々がとても楽しみだった。街が、そういう四季の変わり目を教えてくれる、とても素敵な国。Brooklynでも、ちらほらと桜がある場所があり、今は1部咲きくらいらしいのだが、普通にManhattanを歩いていて、日常のなかで桜が見れるというわけではない。もちろん、学校とアルバイトの往復という私の行動範囲もあるのだろうが、日本では何処が行動範囲だろうと、桜は必ず見れる。そこの違い。土曜日は、1つ手前の駅で降りて、桜を見て歩きながらバイトへ行こう。
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by inBrooklyn | 2006-03-31 11:21 | New York