カテゴリ:love( 26 )

Good bye daddy

アルバイト先のお客様がCeremonyに行くのでそれようの髪型のセットにいらした。彼女の出身はハンガリーで、友人のアメリカ人とこれもまた偽造結婚をしてGreen Cardを手に入れるとのこと。彼女の場合はgreen cardが取れるだけでなく、相手もヨーロッパで働ける資格を得たいとのことで双方にとってのgood dealな結婚であると言っていたが、当日はやはりとてもナーバスになっていた。それでも必要以上に写真を撮りまくり、結婚指輪どころか婚約指輪まで用意して、偽造であればあるほど形から本格的に入るようで。続いて彼もCeremonyに行ったようで、夜会うと左手の薬指に指輪があった。私はそれを見て、哀しいとか寂しいということよりも、「うわー、この人本当にやっちゃったんだ」という気持ちと同時に、やっと全てが終了できると思った。正直、気持ちも少し冷めた。そうやって冷静に考えると、今の私にはこの「偽造結婚」というものは世界の違う話で、私自身、彼らのようには結婚を考えられないと思った。よくわからないけれど。まあ、これでいいのだろう。何か目に見えるはっきりしたものを目の前にして、ようやく気持ちの整理がついたような気がする。私はそういう環境で生きてはいないし、できれば、普通に幸せに結婚したいから。それでも世界には色んな生き方があって、皆必死なことには変わりないのだが。New Yorkでは偽造結婚が溢れかえっていて、長い間ここにいると、何かを見失ってしまいそうな気がする。本当に大切にしなければいけないものとは、何なのだろうか。
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by inBrooklyn | 2007-01-29 13:38 | love

What's going on?

結局日曜日もまた朝からbreakfastのお誘いがあり、先週購入したAnti Virusのインストールなどをするという口実で、まるまる1日、買い物に行ったり家でのんびりしたりして彼と一緒に過ごした。先週も一緒に出かけたし、週末は嫁と一緒に過ごさなければならないと言っていたのは???と不思議に思うところがあり、よくよく聞いてみるとまだCeremonyどころかLicenseさえもとりに行っていないということだった。弁護士を雇って進めている話なので、準備等色々あるのだろうが、私はとっくの昔に結婚したと思っていたので驚いた。多分、結婚の話が具体的になってきたので年末に先手を打ったといったところであろう。まあ、どちらにしても早かれ遅かれ実行されることなのでいいのだが。日曜日を一緒に過ごしたりしたところで、やはり私は"1人になった感"を徐々に感じ始める機会が増え、今まで頼りまくっていたスーパーの買い物やその他諸々、今はとにかくできる限り何でも1人でこなすようにしている。私が「スーパーに行こう」と言えば彼は必ず一緒に行ってくれるだろうし、何かhelpを求めれば夜中にでも飛んで来てくれるということを私は知っている。甘えるのは簡単だし、ラクだ。でもそれでは別れることを決断した意味が無い。今も別れた後の一抹の寂しさから時々会ったりしているが、これもそう長く続くことではないだろう。私は丁度水曜日からまた学校が始まるし、プラスFITのパートタイムの授業を週末に受けようと思っているので、そうなると2月からしばらくは休みが1日も無い状態になる。同時に彼の結婚もどんどん進んでいく。だからこれでいいのだ。今年はきっと私の周りでも彼の周りでも、色んな新しいことが動き出して、今までの状態とは180度近く変化が起こっていくのだろう。まあ、可能な限り、彼とは仲良くやっていきたいし、私はこの変化を楽しんでいきたいと思っている。そして今日は「NYの心の友」が日本から上陸。彼女の訪問は、私の精神上、安心感が増えて、ありがたい。
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by inBrooklyn | 2007-01-15 14:36 | love

Good bye 2006!

f0080357_15162920.jpgFloridaに一緒に行く友人が、今年のけじめとして音信不通になっていた遠距離恋愛中の彼女とやっと連絡を取り、傍から見ると当の昔に終了していたとしか思えないのだが、本人にとっては遂に別れるという結論に達し、昨日は一睡もできなかったと言っていた。偶然にも更にもう1人、終了気味の31歳同い年がいて、なんだかとても良くない。昔はお互いにinfluenceして自分が別れを迎えると友人も別れを迎えたり、なんてことがあるとどこかで自分だけじゃないという安心感に浸ったりしたこともあったが、私はなんだかこの「別れ」の流れに偶然でも自分も乗っかってしまうことに嫌悪感を感じた。新年を暖かい場所でRelaxしながら迎えよう、と言ってはしゃぎながら行く事を決めたのに、何が哀しくて31歳の大人が2人揃って「失恋旅行」をしなければならないのか。私は3日もあれば立ち直れると信じている。1日に向けてreadyの体制を自ら作らなくてどうする!と彼のケツを叩く私。

私はあれから、携帯の電源を切っている。今回はとにかく複雑すぎてどんなに話し合ってもどんなに考えてもこれだという答えが出ないので、きちんと話をして別れを告げるべきだとも思うのだが、そういうことでもないような気がして、私はとにかく自分の気持ちを違うものに向ける努力をすることにした。人間とは良くできたもので、昨日より今日のほうがラクになっているし、明日にはもっとラクになっているのだろう。そうやって1週間後、1ヵ月後、ととめどなく毎日は続いていくなかでどんどん元気を取り戻して、その先にはまた新しい出会いがある。1年後には去年の年末は酷かったなどと言って、友人と笑いあっていることだろう。そして不思議なもので、まさにこのタイミングで最近疎遠になっていた友人から電話があったりする。彼氏がいない時は、友人を大切にして笑。

来年は勉強も恋も友人も手を抜かずに頑張る。何しろ最近は本当にNY生活の全てに対してサボリ気味だったので、色んな意味で1からまたやり直す、ということが、きっと今の私には必要なのだろう。努力をすること。友人が2006年のbest3を挙げていたが、それさえも思いつかない。TOEFLScore達成、くらいか。楽しいことも沢山あったはずなのだが、それよりもなんだかよく泣いていたような気がする。もっとも、今の状況で楽しかったことを思い出すのは困難なわけなのだが。

However, I hope he will get a green card
and be rewarded for his 7 years' efforts with success.
This is one of my wishes for 2007
'cause I really thank him for all the things that he'd done to me.

Bye bye 2006 forever!!!
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by inBrooklyn | 2006-12-31 15:18 | love

Be Patient 2

彼がとうとうCity Hallに結婚の手続きに行った。私たちは今月、何度もこのことについて話し合った。結局今ではGreen Cardが6ヶ月で取得できるようになっているらしいので、彼の結論としては「半年待っていて欲しい」ということだった。私は私でこのどうにもできない彼の状況を理解するよう努めたが、待つ・待たない以前の問題で、彼にとって自分の存在が1番になれないのなら終了にしようという結論に達した。私は昨日、1日中アルバイトをしていたのだが、今頃City Hallに行っているのだと考えただけで、いくら偽造結婚相手とは言え、もうそれは苦しいだけで駄目だった。今後もそういう日が何度かあるのだと想像しただけで、もう無理だと思った。

一昨日、彼は自分はNYに来て、以前とは比べ物にならないくらいお金を稼げるようになって裕福になったが、その代わりに家族と母国を失った。そしてこれからGreen Cardを取得することでアメリカでの安定した生活が手に入れられるのだろうが、今度は私のことを失ってしまうのかもしれない、と言った。私は泣いた。彼を抱きしめて、私のことはともかく、家族と母国は失っていない、と言った。あなたのしていることは必ず報われるから大丈夫だ、心配するなと。まるで映画のよう。

彼はGreen Cardが取れたら結婚しようと言った。私は、自分が1番可愛い。私は、無理だ。待てない。私は自分をつらい状況に追い込むことは、もう2度としたくない。胸の奥がキーンと傷むのならば、それは苦しい以外の何者でもない。そんな風にして半年を過ごしたくない。結局私は彼のすることを理解できなかったのかもしれない。

そんなこんなで、2006年の締めくくりは最悪なものとなってしまった。恐るべし「前厄」。私にとって「別れる」と言うことは全てが終了するということで、別れた後は連絡は全く取り合いたくないし、相手の状況も今後は知りたくない、知る必要が無い。でも、このNYという場所が、私をとても不安にさせる。なぜなら、彼はただの彼氏ではなく、本当に全ての意味でここでの私の生活を支えて、安全で、心地良い物としていてくれていたから。そして私自身も努力してそういうものを1年かけて築き上げてきた。それが全てゼロとなり、また、1からやり直しだ。こんなことを何度繰り返していくのだろうか。

さて、どうなる2007年。
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by inBrooklyn | 2006-12-30 19:56 | love

My Sweet Christmas, 2006

f0080357_2247171.jpg23日、彼の仕事が終わったのは結局20:00過ぎで喧嘩に終わった1日となってしまったが、24日の夜、急に彼がManhattanへ行こうと言い出し、Rockfeller Centerの巨大ツリーを観に5番街を歩いていると、St. Patrick教会の0:00を告げるベルが街中に響き渡り、そこで25日を迎えるという何とも素敵なクリスマスになった。あれだけ嫌がっていた5番街デートも、クリスマス一色の高級ブランド店displayをひとつひとつ興味深げに見てまわっていたし、Rockfeller Centerのスケートもおもしろそうに見ていたし、彼にとってもとても良い息抜きになったようで、私たちはデートを満喫した。Brooklynはバイトも18:00で切り上げになる位、夜になればなるほど街は静まりかえり人もいなくなっていったのだが、Manhattanのクリスマスイブは人で溢れかえり、教会は凄い列、あちこちで写真を撮る人、Apple Store(365/7open)も繁盛、まるで東京のようだった。家に戻って、チーズとハムをつまみながら$40もするシャンパンと$60もするウイスキーを飲む大人のクリスマス。彼はFlorida旅行をプレゼントしてくれた。仕事で休暇が取れないので、チケットと滞在費諸々込みで$1,000。既に酔っ払っていた私はあまりの大金に大感激(もちろん号泣)。I can't thank enough, honey!
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by inBrooklyn | 2006-12-26 22:47 | love

Me & Daddy

12月に入った途端、気温までもが一気に-0℃に下がってしまった。いよいよNYの冬が到来し、1人寂しく豚汁をすするのである。豚汁・・・うまい!相変わらずご飯をシェアできない私達。最も、もうそこには重点を置いていないし、1人飯をするようになってもう1年以上経つが、やはりご飯とは誰かと一緒に食べるものだという概念が私の中にはあるので、この1人飯にはいつまで経っても慣れない。特に冬は鍋を囲んで、もしくはアツアツの湯気の中、ご飯を一緒に美味しく食べて身も心も温まりたいものだが、豚汁など、とんでもない。どうやら彼は鰹ダシの匂いが苦手のようで、"smell fish"な辺りが駄目らしく、殆どの料理において鰹ダシを主とする私の料理はアウトなのである。そんな彼も先日、母国料理の芋とひき肉のミンチのようなものをわざわざ持って来てくれたのだが、そのミンチから何とも微妙な匂いがして、どうも駄目だった。何でもかんでもサワークリームを付ける辺りも然り。

先月はあまりに喧嘩が多く、もう私達も駄目なのかと半ばあきらめ気味であったが、少し時間を置いてから話し合ったら、結局仲直りをして元に戻った。やはり海外にいるということで、彼への依存度というものが日本のそれよりはかなり大きくなっているのではないかと思う。かと言って「絶対に別れたくない」という情熱があるわけでもないから、夜の帰り道に「あー、もうそろそろ終わりなのかもしれないなー」とふと考え、1人になることをシュミレーションしてみる(seriously)。きっと、彼と別れたら、私は自然と出会いを求め、色んな新しい場所に出向くのであろうと思う。私は彼がいるのといないのとでのオンとオフの差がはっきりしている(らしい)ので、相手にも伝わるのであろう。そんなふうにして、出会いがいつもある。特に意識して毎回「彼氏を作ろう!」と思うわけではないのだが、そんなものだ。まあ、それもヨシ。少し単調になってきたこのNYライフを変えるものは、紛れも無く「男」なのだし。

しかし元に戻ってみればそれはとても心地の良い空間で。こういう空いた時間に他の女にスパッと切り替えるタイプの男だと、この時間が何とも皮肉な結果となるのだが、彼はそういうタイプでもなく、私もそうでは無いし、だからそこ、今回2人の間に少し時間を置いたことが吉と出た。まあ、仲良く、のんびりやっていきたい。とにかく、寒いし。ぬくぬくしていたい。
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by inBrooklyn | 2006-12-06 10:04 | love

Frustrated

最近喧嘩が増えている。よろしくない。喧嘩をすると、フラストレーションがもっと増える。それはやっぱり英語での会話が更にそうさせる。例えば、「都合のいいように逃げるんだ」っていうセリフの言い方がわからない。自分の少ない英語のボキャブラリーの中から文句を言うのは難しい。喧嘩の原因はたいしたことではないのだが、何故か最近イライラ度が高い。なんかむかつくんだよなー・・・。ブツブツ。

そんなんで、喧嘩が多い日々。次の日には忘れてしまうのが私のいいところだが、最近むかつきが消えない。でも喧嘩をした次の日がとてももったいないと思う。やっぱり1日浮かないし、そんな浮かない日なんてできることなら過ごしたくない。でもいずれ別れるのなら、もう今そうしてもいいのかもしれないとも思ったりもする。だって私は彼にこれからのしかかってくる色んなことがあるのをわかっていて、それでも今が楽しいと思うから一緒にいるわけで、それが喧嘩ばっかになるんだったら、それはもう時間の無駄のような気がする。それにしても、何で最近むかつくんだろう?私は少し疲れているのかもしれない。せっかくTOEFLが取れたというのに、何か浮かない日々。やっぱり冬はあんまり好きじゃない。寒いし、暗くなるの早いし。と言うより、正直この語学学校生活に飽きてしまった。毎日毎日、来る日も来る日も同じことの繰り返しー。仕方が無いけれどー。
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by inBrooklyn | 2006-11-14 14:48 | love

Last Chance

f0080357_1404130.jpg今度の結婚相手は何かリアリティを求めているようで、もちろんpaperだけでの結婚が怖いという思いもあってのことだとは思うが、それもあって一緒に暮らすという形をとらざるを得ない方向に進んでいるらしい。どうやら以前の結婚相手は一緒にいるうちに彼のことを好きになってしまったらしく、しかしそんな気持ちが全く無い彼に怒りをぶつけ、interview前後に行方不明になってしまったのだとか。彼にとっては今回は絶対に成功させたい結婚だし、そんな前例もあるから、多分本当に一緒に暮らすことになって、そして相手がより結婚にリアリティを求めてきたら、彼はそれにも答えていくのだろうと思う。これは彼にとって本当に、ラストチャンスだと思うから。

今日、ここで独りになるということをふと地下鉄の中で考えたら、それは想像以上にキツイものだった。私の今の生活は、本当に彼に支えられていて、助けられている。ここが日本ではないということも大きくのしかかってくる。今まで付き合ってきた人たちを比べるというのもナンセンスな話だが、それでも彼は、本当に最高の彼氏なのだ。私は、彼のstatus確立という目標に対しては何の感情も無い。というより、これはもう私とは住む世界が違うというか、そこまでしてアメリカにいる理由すら今の私には無いし、必要も無い。それは彼の色々なbackgroundを考えれば理解できる。だから「私とstatus、どっちが大切なの?!」などというセリフを吐く気もさらさら無い。むしろ"Go for it!"なのである。彼は1~2年の辛抱だ、というような事を言っていたが、まあ、でも、彼の結婚にリアリティが必要になるのならば、私は付き合いを続けていくのは無理だ。好きな人を誰かとshareするなんて、2度としたくない。さて。私たちはどうなっていくのだろう。
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by inBrooklyn | 2006-10-17 14:01 | love

30's

あれからCarlosはちょこちょこメールをしてくるようになり、昨日はMilaのbirthdayで、Milaの家に行くのかというメッセージ(留守電)が入り、遂に今日は電話がかかってきた。さて、my honeyよ。どーすんだ?私は恋愛に関してはコト真面目である。浮気は絶対にしないし、そういう裏切り行為は一切しない。だから、何となくこういうのは嫌なのだ。はっきりとCarlosにBFがいるのだということを伝えたいのだが、その前にMilaに言わなければならない。そしてそれとは別に、最近彼の偽造結婚話が進みだし、やはりGreen Card取得までには何年かかるかわからない諸々色々あり、私達は別れた方がいいのではないかという話も出たりしている。そこでこのCarlosの登場。彼はCarlosとの方が、私が幸せになれると少しだけ思っているようで、でももちろん別れたくはないしと、2つの間で揺れ動いている。

その前に、私は彼と一緒にいたい。Green Card諸々、本当に私の想像を絶することが彼の身の上には色々とのしかかっているけれど、それでも私がいつでも大事にしていたいものは「今」だけだ。彼は私の年齢も考えて、結婚や出産など色々なことを含めて、自分が落ち着くまでには時間がかかると、だから自分が私の時間や将来を潰してしまっているのではないか、というようなことを言っていたが、この、今の時点で、私は結婚も出産も望んでいない。よく言う、30過ぎまで付き合って別れちゃってそのあとどーすんの系の路頭に迷う30代でもない。例えば35歳まで付き合って、そこで別れたとしても、それはそれで。また新しいBFに出会えばいいだけ。私は「今」が楽しければそれでいいのだけれど。なんだか30代ともなると余計なことも色々考えなければならなくなるし、それも本人より周りからの圧力がかかってきたりして、あー。本当に歳をとった。余計なことではなく、とても大事なことなのかもしれないけれど、でも、31歳で、今は全く結婚なんて考えられないっていう考えがあってもいいのでは?っていうか、私自身がそう思っているのだから何も心配しなくていいのに。
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by inBrooklyn | 2006-09-21 14:12 | love

I love you.

そうこうしているうちに、気付けば彼と知り合ってからもう1年以上が経った。彼と一緒にいるようになった頃は、なんとなく、まあいっかというような感じで、私にしてはとても珍しい形の付き合い方だった。それが知らないうちに大事な人に変わっていて、私自身がそのことに気付いたのは、日本に一時帰国する時だった。アメリカでは軽くお付き合いすることを"Date"と言い、それはよりフリーな関係上の付き合いで、お互いもそこまで執着しあわないというもの。そして"Committed Relation"というものがあり、これは1対1の真剣な交際となる。日本とは少し感覚が違って、Committed Relationになるには双方も慎重になるし、私達の年代ともなるとやはり結婚も考える。この2つの違いをもっとわかりやすく言うと、"I love you."を言うか言わないかで、アメリカ人といえば"I love you."を連発しているようなイメージがあったのだが、この言葉は私が考えていた以上に彼らにとってはとても深い意味の言葉らしい。日本で私は普通に「愛してる」という言葉を使っていたと思うし、そこまで意味を考えて使っていたわけでもないと思う。まあ、私は常に120%で人を好きになっていたので、愛していると思うのにも時間はかからなかった訳なのだが。NYに来て、こんな意味を知ってから、私と彼はどちらかというと"Date"に近い関係だと思っていた。私も彼も今のステイタスを確立することが先決で、特に彼の場合はGreen Card取得という果てしなく遠い夢を成就させなければならない。私も大学入学という目標を掲げている限り、彼との将来がどうこうよりも、とにかく自分の目標を達成させたい。つまり、私達にとって未来や結婚というものは今現在において、想像さえもできない。

ところが最近彼が「毎日会いたくなってきてて、やばい」というようなことを言い出し、とうとう"I love you."が解禁になった。彼が「やばい」というのは、やはり彼は移民で、抱えている物が多く、私のようなお気楽学生ではないので、恋愛に現を抜かして今やるべきことができなくなることを恐れているのだ。まあ、そうは言っても私達はもう充分に大人だとも思う。彼はこのまま邁進し続けるだろうし、来年には偽造結婚の計画もあるし(Green Card取得の為)、何かコトが上手くいかなくなったら、その時に2人で考えればいいのでは、と思っている。

今までの恋愛で、私は見事に「女として見れなくなった」というセリフを言われ続けてきたのだが、彼の中にはまず「女として見れない」というカテゴリーが無い。私は「女」以外の何者でもなく、それは全ての小さなことから始まる。事実として私が「女」である以上、彼は私をLady Firstで常にサーブするし、サポートする。もともとそういう文化を持って生まれている以上、私が「女」でなくなることは無いのかもしれない、と思う。昨日会っていても、今日もHugしてKissして「会いたかったよー」「大好きだよー」から始まる。それがずっと続いている。こういう行為は、普通に女として、とても嬉しい。そしてそれを自然にできることが素晴らしい。そういえば、日本に一時帰国した際に、男性の友人とお茶した時など、一歩下がってドアが開くのを待ったりしている自分がいて、「あ。自分で開けなきゃだ、日本だわ、ここ」と何度も思ったものだった。かといって、今更日本の文化をどうこう言うつもりも無く、ただ、単純に欧米の文化は私にとって、とても気持ちよく、嬉しいものなのである。彼らのそういう行為が、私を「女」として継続させてくれているのかもしれない。それと同じように、"I love you."という言葉は、想像以上にとても嬉しく、深く、重みのある言葉だった。
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by inBrooklyn | 2006-08-26 14:52 | love