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Why I'm like this?

春風にやられて人恋しくなっていた次の日には氷点下&雪(むしろ吹雪)。またもやダウンとスノーブーツに身を包んで。こんな激しい気温差でよく風邪を引かないものだ。成長。Collegeが始まってからは信じられないくらい速いスピードで1日1日が過ぎていくようになった。忙しく、充実しているということだろう。だんだんクラスメイトとも話をするようになってきたし、教授や授業の進み具合の特徴なんかもつかめてきて、今後の1週間の過ごし方のスケジューリングも見えてきた。あれだけ冷や汗をかきながら受けていたアメリカ人との授業も、今に至っては授業中にホットドッグを食べたりしている。レコーダーを買うか買わないかでさんざん迷っていたのに、既にもう普通に授業を受けている自分がいる。自分のことなので良くわからないけれど、私はもしかしたら適応力に長けているのかもしれない。

空き時間に校内のカフェテリアで勉強をしていたら、昨日友人の友達で同じCollege生、日本人、ということで少しだけ話をした男の子が「どうも」と言ってやってきた。まあ、いいんだけど。同時にちょっと「うわー」と思う自分がいて。それでまあ、世間話をする、一応。それでも私は基本、喋りたくはない。2人しかいないので喋るしかないから喋るけれど、皮肉なことに、この喋りは長年の接客で鍛えた、上辺でありながらも質の高いものなってしまうのである。案の定、「いいねーまいちゃん、面白いねー」とか言ってる。そうこうしているうちに「あ、もう授業始まっちゃうよ、ごめんね邪魔して」と言われ時計を見るともう既に17:30。2時間もこの人に費やしてしまって、この時間で予習しようと思っていたビジネス法が・・・。私は彼と話をしている間、時間が気になって仕方が無かった。それでも携帯を見るという行為ができなかった。これも完全に職業病だ。相手に失礼な素振りはできないのである。とりあえず、授業の前にシガーを・・・と思い「じゃあ」と言うと、「電話番号教えてよ」と。「あ、はい!!!」ってその「はい!!!」がカフェテリア中に響き渡っちゃって、(うわーなんで電話番号教えなきゃいけないんだよー、そんで一緒に勉強しようとか言われんのかなー、もう金曜日ここで勉強できないじゃーん・・・)と言う心の声がすべてその「はい!!!」に込められちゃって、もうそれはそれはでかい声で。

日本人同士、電話番号を交換するというのはよくある話で、やっぱり何かの時に頼りになるし安心もできる。ということでこの行為は何の意味も無いことなのだが、それでも嫌だと思う自分がいる。私は相手が日本人であっても、かなり親しくなるまでは電話番号もめったに聞かない。日本人を避けているわけではないのだが、日本人でも外国人でも、自分から聞くという時はある程度の関係が築かれている時だけだ。なんで会って2日で電話番号を聞いてくるのだろう?何の用があるというのだ?

それにしても私は何でこうなんだろう?喋って相手に気に入られると、それでこうガッと人の領域に入ってこようとするのが見えるので、それが見えた時点で「うわー嫌だ」と思ってしまう。お店でお客さんに電話番号を聞かれる時の気持ちと一緒。「お前勘違いするなよー、客だからニコニコ面白い話してるってだけだろーがー」と何度思ったことか。それでも勘違いヤローは性懲りも無く電話やメールを本当にしてきたりしたものだ。・・・でもそれはメンズに限られる。っていうことは単に好みか好みじゃないかの違い?魅力的でカッコいい人に電話番号を聞かれた日には、ドキドキして「えー・・・♪」みたいな。・・・結局、そういうことなのか?そういえば、彼が来る前に、前の時間で同じ授業を受けていた黒人のお兄さんが隣に座って「君もまだ授業あるの?」と聞かれた時には、嬉しくてノリノリで喋ってたわ。それでもプロの接客を極めた私は、嫌だと思っていても嬉しい時と同じくらいの笑顔で最高のパフォーマンスを提供してしまうのである・・・。
by inBrooklyn | 2007-03-17 17:56 | LaG.C.C
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